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私立医学部の立場

私学医学部の偏差値は、別記事にしていますので参考にしてください。
 私学医学部についての、余談です。
 私学は、国公立に比べて、偏差値が低くなっていることは事実です。しかし、歴史と伝統のある私学医学部も、偏差値に評価されないものの、なかなかの長所をもっているところもあります。元々、国立の旧帝大医学部などは、研究者を養成するという色彩が強く、開業医の養成は、私学に頼っていたものでした。そこで、開業医の組織といっても良い医師会などで、私学が圧倒的に優位な立場をきづいて、多数を形成しているという地域も少なくないのです。これらは、偏差値には評価できないものです。
 例えば、九州大学と久留米大学などがその良い例でしょう。偏差値だけなら九大が断然です。久留米の偏差値はだいぶ劣ります。しかし、開業医になるというのなら、不利ではないのです。偏差値だけで見ることは出来ないとはこのことです。
 開業医の養成では、圧倒的に久留米大学卒業の先生が多かったものです。現在でも、医師会の会長をやっておられる場合も目にします。徐々に、傾向は変わりつつあるものの、開業医としての将来を考えておられる場合は、地域性のつよい、地元の私学医学部を選択する積極的な意味があります。同窓であるというだけでも、開業に際して、いろんな援助も受けやすくなるでしょう。偏差値だけからは、このことは分かりませんよ。
 新設の場合は、こうしたものがなく、逆にきびしい立場に立ってしまいます。難しいところですが、その大學の特徴を掴んだ受験も考えて損はないと思います。

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